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アモルファス金属(アモルファスきんぞく)、非晶質金属とは、ガラスのように、元素の配列に規則性がなくまるっきし無秩序な金属のこと。
元来、金属のアモルファス相は冷却の過程で微結晶が析出してまうため、大きなバルク状の試料を得ることは出来へんとされてきたちうわけや。
1994年東北大学金属材料研究所の井上明久らのグループは、アモルファス金属が安定に存在するための経験則(井上の3経験則)を発表したちうわけや。
これらの経験則を満たす成分を用おることで、大きなバルク状の試料が得られはるようになりよったちうわけや。
アモルファス金属の特徴として、強靱性、耐食性、軟磁性が挙げられはる。アモルファスでは金属結晶のようなすべり面があらへんため、強度と粘りを両立するっちうことができる。また、一般にアモルファス金属は化学的な活性が高いため、合金中にクロムのような不働態をつくるような元素を添加すると、厚い不働態被膜を作りやすく、高い耐腐食性を示す。アモルファスは均一性が高く、腐食の起点となる結晶粒界が存在せんことも耐腐食性の高さに寄与しておる。アモルファス金属の組成中に強磁性金属を添加するっちうことで、優れた軟磁性材料が得られはる。アモルファスには異方性が無く、磁壁の移動を妨げる粒界が存在せんためであるんや。この軟磁性を利用して、アモルファス金属は電源用トランスノイズフィルタやらなんやら、電子機器の基幹材料に用いられておる。

関連項目


参考文献


カテゴリ:金属
カテゴリ:物質
カテゴリ:磁性材料


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